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成果   

  • 2008.12.8 稲葉准教授の共同研究成果がPlant and Cell Physiology誌の表紙に採用されました

    Plant and Cell Physiology誌の2008年12月号に掲載された稲葉准教授の共同研究成果が、雑誌の表紙に採用されました。この論文では、ザゼンソウの脱共役タンパク質を詳細かつ包括的に解析し、典型的な6回膜貫通型脱共役タンパク質(SrUCPA)がザゼンソウで機能している決定的な証拠を、ゲノム、mRNA及びタンパク質レベルで示した論文です。雑誌の表紙には、質量分析法により検出されたSrUCPA特異的なペプチド断片とザゼンソウの写真が採用されています。

    表紙の説明へのリンク:http://pcp.oxfordjournals.org/content/vol49/issue12/cover.dtl
    論文へのリンク:http://pcp.oxfordjournals.org/cgi/content/full/49/12/1911

    Plant and Cell Physiology誌は日本植物生理学会が発行する国際誌で、我が国の学協会が発行する雑誌の中で最も国際的に高い評価を受けている雑誌の一つです。2007年インパクトファクターは3.654で、植物科学分野では常に上位にランクされています。
  • 2008/10/23 Oxford University Pressが発行するPlant and Cell Physiology誌の10月号に、風間智彦COE研究員、宮野圭美COE技術補佐員(渡辺教授グループ)の論文が掲載されました (Plant Cell Physiol., 49: 55, 1407-1416, 1417-1428)。

    イネはアジアを中心とした数億の民の食糧であるとともに、近年はバイオエタノール、バイオマテリアルへの利用の可能性も示唆され、応用度の高いモデル植物といえる。花粉発達は、花粉自身の遺伝子発現とその周りにあるフィーダー細胞であるタペート細胞の同調的な遺伝子発現が重要とされてきたが、植物細胞から、その両者を独立に単離することが、困難であったことから、葯という、全体での遺伝子発現が明らかになっているだけであった。

    数研究室との共同研究により、減数分裂期から、三核期までの葯をLaser Microdissectionで、小胞子/花粉とタペート細胞を切り出し、44K-microarrayにより、遺伝子発現プロファイリングを行った。新規な細胞、ステージ特異的な遺伝子が多く発見できただけでなく、それまで、小胞子の発達とタペート細胞の発達は、関連があるものの、両者で同じ遺伝子が発現していることは予想されていなかったのが、発育初期には、かなりの遺伝子が、両者で同調していることを新規に発見した。このデータを基盤として、花粉の発達に必要ない遺伝子、その機能が近い将来決定できるのではないかと期待している。

    この一連の内容は、Suwabe et al. (2008) Plant Cell Physiol. 49: 1407-1416、Hobo et al. (2008) Plant Cell Physiol. 49: 1417-1428という、2つの論文として発表した。本論文は、pdfのdownloadがfreeとなっている。

    また、この論文を含めて、Plant Cell Phyisol. 49(10)には、植物生殖関連の特集号が掲載されており、その編集には渡辺が担当し、Editorialを執筆している(Watanabe (2008) Plant Cell Physiol. 49: 1404-1406)。あわせてごらんいただければ、幸いである。

    なお、特集号の巻頭を飾ったこと、この研究が植物生殖研究に大きなインパクトを与えたことから、10月号のPlant Cell Phyisol. の表紙を飾っている。

    以上の論文は以下のリンクから是非ご覧ください。

    論文URL:
    Watanabe (2008):http://pcp.oxfordjournals.org/cgi/content/full/49/10/1404
    Suwabe et al. (2008):http://pcp.oxfordjournals.org/cgi/content/full/49/10/1407
    Hobo et al. (2008):http://pcp.oxfordjournals.org/cgi/content/full/49/10/1417
  • 2008.9.5 大川久美子COE研究員の論文がPlant, Cell and Environment誌の表紙に採用されました

    Blackwell Publishingが発行するPlant, Cell and Environment誌の10月号に掲載された大川久美子COE研究員(稲葉准教授グループ)の論文が、ジャーナルの表紙に採用されました。この論文では、低温誘導される新規葉緑体内包膜タンパク質を同定・解析し、低温応答における葉緑体包膜タンパク質の重要性を示唆しています。Plant, Cell and Environment誌は植物の環境応答を扱う学術雑誌としてはもっとも影響力のある雑誌で、2007年インパクトファクターはISI Journal Citation Reportsに収録されている植物科学分野の雑誌152誌中、9位にランクされています。

    当該号へのリンク http://www3.interscience.wiley.com/journal/117976871/home
  • 2008/08/21 Blackwell Publishingが発行するPlant Journal誌の8月号に、 風間智彦COE研究員(渡辺教授グループ)の論文が掲載されました (Plant J. vol. 55, 619-628)。

    この論文では、Boro型細胞質雄性不稔イネの不稔を引き起こす ミトコンドリアのタンパク質の蓄積を抑制する仕組みを解明しました。 Plant Journal誌の2007年インパクトファクターは6.8です。
  • 2007.11.2 英国Biology Lettersに発表した論文がダウンロード数第一位にランキング。

    英国Royal Societyが発行するBiology Lettersに発表した植物の発熱メカニズムに関する論文が過去6ヶ月間および同HP開設以来ダウンロードされた論文数の第一位にランキングされています。この研究は、岩手大学21世紀COEプログラム「植物の熱制御システム」において伊藤菊一教授を中心にして行われたものであり、同論文は植物の熱産生メカニズムがその発熱基質の種類により制御されていることを示唆しています。

    詳細記事 >>http://publishing.royalsoc.ac.uk/index.cfm?page=1337#top
     
  • 2007/10/18 「植物の熱制御システム」長田研究グループ高橋賢さん (工学研究科博士課程 大学院生)の論文がVirtual Journal of Biological Physics Researchに選ばれました。

    これまでの研究で,ザゼンソウの体温振動にはある種の制御機構が存在することが指摘されていた.
    本論文("Modeling of the thermoregulation system in the skunk cabbage: Symplocarpus foetidus," Physical Review E 76, 031918 (2007))は,ザゼンソウの体温振動データからその発熱制御モデルの構築を行ったものである.
    推定された発熱制御モデルは大変シンプルであるが,フィードバック制御機構を備えた頑強な構造であり,植物というリソースの限られた制御系に適したものであるといえる.

    Virtual Journal of Biological Physics Research は,アメリカ物理学会とアメリカ物理学協会を中心に様々な学会・出版社との協同で,Nature, Sciece,PNAS をはじめとした重要な Journal に掲載された研究論文で特に重要なものを選択して掲載するものです.
     
  • 平成18年度成果報告

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