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岩手大学サークルインタビュー

岩手大学では、約140もの課外活動団体があり、それぞれ活発に活動しております。ここでは、「岩手大学サークルインタビュー」と題し、各サークルに行ったインタビュー記事を掲載いたします。(岩手大学広報誌「Hi!こちら岩手大学」にも同記事を掲載しております。)

平成28年度インタビューinterview



岩手大学の入学式や卒業式の会場には、毎年美しい学生歌が響き渡る。誰もが聴き入ってしまうその歌声は、岩手大学合唱団によって披露されるものだ。今回は、その岩手大学合唱団(以下、合唱団)に所属し、日々仲間と共に練習に励んでいる2人にインタビューをした。


本物をつくりあげる

活動報告写真

 今回インタビューを受けてくれたのは、委員長で教育学部3年の太田彩里さんと、チーフコンダクターで同じく教育学部3年の佐々木駿さんだ。合唱団はその前身が、岩手大学創設時には既に存在していたというほど、伝統のあるサークルであり、現在は男子19名、女子23名の計42名で活動している。
 合唱団に入ったきっかけを尋ねると、「サークルオリエンテーションで聴いた演奏の素晴らしさや、サークル内の雰囲気の良さです。」と太田さん。合唱団は世代を超えて、親密な関係を築いており、定期演奏会には、何十年も前のOB・OGが足を運んでくれることもあるという。太田さんは、「みんな、岩手大学合唱団のことが大好きなんです。」と笑顔で話してくれた。また佐々木さんは、「プロの声楽家の方のご指導のもと、“本物”の合唱を作り上げられるところに魅力を感じました。」と答えてくれた。実は合唱団の常任指揮者は、本学の教育学部教授でありプロの声楽家でもある、佐々木正利先生が務めているのだ。 大学4年間という時間に、仲間と本気で何かを作り上げる経験をしたかったという佐々木さん。日々の練習では苦労も多いようだが、だからこそ得られる達成感や、仲間との深いつながりが、大きな支えになっているようだ。


よりよい音楽を届けたい

活動報告写真

合唱団の普段の練習は、毎週月・水・金の3回。7月のサマーコンサートと12月の定期演奏会が、1年の中での2大イベントだ。サマーコンサートは、県内の様々な地域を会場にして開催しているため、地域のお祭りで演奏を行うなど、住民との交流の機会も大切にしているという。佐々木さんは、「演奏会はコンクールと違い、自分達の音楽を聴きにいらしてくださる方がいなければ成り立ちません。“よりよい音楽を、多くの人に届けたい”という一心で、活動をしています。」と話してくれた。


言葉を声色にのせて

活動報告写真

楽器の演奏やダンスなど、様々な表現方法がある中で、「合唱」にしかない魅力について尋ねると、「合唱だけが唯一、言葉をストレートに伝えられることです。」と佐々木さん。また太田さんも、「どんな旋律や声色なら、言葉に込められた思いを伝えられるのかをいつも考えています。ただ美しいだけではなく、歌詞を通して、聴く人の心に何かを訴えかけるような音楽を作りあげたいです。」と言葉の大切さを強調する。そんな2人の姿からは、常に聴き手のことを思いながら、真摯に合唱に向き合う姿勢が伝わってきた。


合唱を通して、音楽や言葉と向き合う時間は、私たちの心を穏やかにしてくれる。合唱団の活動は、そんな癒やしの時間を多くの人に与えてくれる。合唱団の美しい歌声に、少しでも興味をもった方は、ぜひ演奏会に足を運んでほしい。

 取材にご協力頂いた皆さん(学年は取材当時)
委員長 教育学部3年 太田彩里(青森県立五所川原高等学校出身)
チーフコンダクター 教育学部3年 佐々木駿(岩手県立久慈高等学校出身)
合唱団ツイッター:https://twitter.com/gandai_chorus