男女共同参画の視点を踏まえた大学運営の推進

岩手大学男女共同参画行動計画

岩手大学では、2009年7月、協力と互恵の精神に基づく持続可能な共生社会を形成するため、地域の範となるべく、男女共同参画を積極的に推進することを宣言し、取り組みを進めてきた。

本行動計画は、持続可能な共生社会を形成するため、「岩手大学男女共同参画推進宣言」に掲げた4つの行動方針に基づき、具体化に向けての個別の取り組みについて定めるものである。

本行動計画の実施に当たっては、男女共同参画推進委員会の決定にもとづき、男女共同参画推進室と各部局とが連携・協力し、具体的な事業を展開する。

本行動計画の実施期間は、2013年度から2017年度までの5カ年として、年度毎に重点的に取り組むテーマを設定し、進捗状況を精査する。

男女共同参画の視点を踏まえた大学の運営を推進する。

  1. 学生、教職員等、様々な年代層の構成員が性別にかかわりなく学びやすく、働きやすい環境づくりに積極的に取り組む。
  2. 本学の学生・教職員からの意見を反映し、男女共同参画の実現に向けた環境の整備を促進するとともに、構成員の意識の向上を図る。
  3. 女性教職員の登用を積極的に推進し、大学運営における女性参画の拡大に取り組む。
  4. 女性教員比率を、将来的には30%(第4期科学技術基本計画)まで、2017年度までには15%へ引き上げる。
  5. 男女共同参画の視点を大切にした東日本大震災にかかわる復興支援に取組む。

1. 教職員が仕事と生活を両立できる環境を整備し職場における男女共同参画を推進する。

  1. 仕事と生活とを両立するための制度の利用を促進するとともに、利用状況等の点検を踏まえて制度の整備を進める。
  2. 勤務制度や休暇取得に関する情報提供を積極的に行うとともに、ワーク・ライフ・バランスについての意識を高めるための取り組みを行う。
  3. 学内の保育スペースの運用を積極的かつ円滑に行い、利用状況等の点検を踏まえて整備を進める。

2. 次世代を担う学生に向けて男女共同参画にかかわる教育を推進する。

  1. 男女共同参画およびジェンダーに関連する授業科目を整備し、教育・学習機会の拡充をはかる。
  2. 学修、サークル活動、行事、キャリア形成などの学生生活において、男女共同参画の理念の浸透をはかる。
  3. 男女共同参画の実現を目指して学生が主体的に取り組む男女共同参画推進学生委員会の活動を支援する。
  4. 子育て支援等に関するボランティア活動体制の整備を行う。

3. 教員の教育研究活動の継続的な発展を支援し研究における男女共同参画を推進する。

  1. 教員が教育研究活動を継続できる制度を整備し、教員の定着促進に取り組む。
  2. 育児・介護中の教員に研究支援者を配置し、利用状況等の点検を踏まえて制度を整備することにより、研究・教育の継続を促進する。
  3. 優れた研究を行う女性大学院院生を学長表彰することにより、次世代を担う研究者を育成・支援する。

4. 持続可能な共生社会の形成に向けて男女共同参画の推進を地域社会に発信する。

  1. 国際機関、国、北東北を中心とする全国の大学・研究機関、岩手県・盛岡市ほか県内各市町村、関連機関と男女共同参画推進のためのネットワークを構築し、連携した取り組みや本学の男女共同参画に関する情報発信を行う。
  2. 産学官民連携によるネットワークと連携し、活躍する女性の人材像と多様なキャリアパスの関する情報交換を行うとともに、情報を発信する。
  3. 学術文化の拠点として地域の小中高校等と連携し、科学技術や学術分野への関心を深める事業を充実させ、地域を担う次世代の人材、特に理系をめざす女子児童・生徒の育成に取り組む。
  4. 本学の留学生や国際社会に向け、本学の男女共同参画の取り組みについて情報を発信する。

2012年7月27日 公表