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全学共通教育科目
全学共通教育は、「基礎的な知識の習得を求め、多様な領域に対する学問的関心を喚起するとともに、幅広く深い教養と総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養する」ことを理念として実施されます。この理念のもとに、「転換教育科目」、「共通基礎科目」及び「教養科目」に区分され、開設されています。
転換教育科目
科目 教育目標
基礎ゼミナール
 全学共通教育へのイントロダクション、専門教育へのイントロダクション、そして大学生活へのイントロダクションの三つを役割とする科目です。
 大学での学びにおいては、高等学校までの学習とはかなり異なった問いかけがされます。正解のない問いや、問いそのものを自分で作らねばならないことも少なくありません。創造性や批判する力が問われますし、多数の価値観に接する中から学ぶことも必要となります。
 こうした大学での学びについて、少人数のクラスで学生が互いに学び合うことを目指しています。また、大学での学びを社会生活への第一歩と意識して、そこでのルールやモラルも合わせて学ぶことも目標の一つです。

共通基礎科目
<教育目標>

 学生の皆さんが在学中に教養科目と専門教育科目の学業を進めるうえで、また卒業後の社会生活を進めるうえで共通に必要な基本的技能やその基礎となる知識を全学生に習得させることを教育目標としています。

以上のような教育目標の達成をめざす共通基礎科目は、「外国語科目」、「健康・スポーツ科目」及び「情報科目」に区分されます。
分類 科目 教育目標




英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語、韓国語、日本語
英語
 学生の皆さんの習熟度に応じ、a)十分な英語力を身につけていない学生に対しては、英文法や基礎的表現の復習を通して、読み書きの基礎的な能力、および簡単な日常会話ができるコミュニケーション能力を育成し、b)基礎的な運用能力を身につけている学生に対しては、各学問分野の入門的な書物を十分に読みこなせる読解力、平易な英語を使って正しく書ける作文力、身近な話題について説明したり意見を述べたりすることができる能力を養い、c)高度な学力を有する学生に対しては、各学問分野のより精緻な英文や時事英語を早く正しく読める読解力、様々なトピックについて、明確な英語を用いて自分の意見を書くことができる作文力、さらには自分の意思や意見を十分に表現できるスピーチ能力やプレゼンテーション能力の育成を図ります。また、全ての授業を通して異文化理解の促進を図ります。


英語以外の外国語
a)日常生活に必要な簡単な会話ができるようにすること、b)外国語の基礎的な文法を修得し、簡単な文章を読むことができるようにすること、c)日常生活で使う簡単な文章を書けるようにすること、d)外国語学習を通して異文化理解の基礎的知識を獲得することの4点を身につけることを教育目標とします。
 具体的には、初級では「入門・発展」を修めることにより各語学検定試験の4級程度、また中級では3級程度をマスターしたと認められる程度のレベルをめざします。








健康・スポーツ
 スポーツの実践を通して、健康と体力の保持増進を図るとともにコミュニケーション能力を高め、スポーツの科学的方法やスポーツ文化についても理解を求め、生涯スポーツ社会の実現に対応できる実践力を育てることを教育目標としてめざします。



情報基礎
 高度情報化社会において社会生活を送る上で身につけておくべきコンピュータ及び情報に関する基礎的な概念と技能を教授するために開設された科目です。
 この科目は、コンピュータの仕組みや役割、また、情報処理を適切に行うための基礎的な知識と技能の習得、情報の受発信に必要な基礎的な知識と技能の習得、ならびに情報化社会におけるモラルや社会的な問題に関する基礎的な知識の習得を教育目標としてめざします。
教養科目
<教育目標>

「幅広い教養」、「深い教養」及び「総合的な判断力」という3項目に基づいて、次のように設定されています。


・学生の皆さんがさまざまな学問分野の「ものの見方・考え方」や知識を幅広く習得することにより、自分自身の専門分野の仕事の全体的な意味や役割を知り、その専門的な知識を生かすことのできるような幅広い教養を自ら培うことへの教育的支援

・学生の皆さんがあらゆる分野の日常生活の営みの基盤になっている各種の常識・通念を根底的に深く問い直すことができるという意味での、深い「ものの見方・考え方」や知識を習得することにより、自然との関係においても人間との関係においても、創造的・個性的に生きるうえで必要な深い教養を自ら培うことへの教育的支援

・学生の皆さんが多角的な「ものの見方・考え方」や学際的な知識を習得することにより、激しく変動する現代社会の複雑な諸問題に柔軟に対応できるような総合的な判断力を自ら培うことへの教育的支援


以上のような教育目標の達成をめざす教養科目は、主題別に「人間と文化」、「人間と社会」、「人間と自然」、「総合科目」、「高年次課題科目」及び「環境教育科目」に区分されます。
分類 科目 教育目標




哲学の世界、倫理学の世界、日本の思想と文化、アジアの思想と文化、欧米の思想と文化、心の理解、日本の文学、言葉の世界、中国の文学、欧米の文学、欧米の言語論、芸術の世界、日本の歴史と文化、アジアの歴史と文化、欧米の歴史と文化、ジェンダーの歴史と文化、岩手大学ミュージアム学、人類の歴史と地球の現在、日本語表現技術入門、日本事情A、日本事情B、思想と文化、心と表象
 人間と文化との関係を主題とする教養科目です。すなわち、これは、人文科学における各学問分野の観点から、各種の文化がそれぞれ人間にとってどのような意味や機能(はたらき)をもっているかという問題を主題として取り扱う科目です。
 この科目では、学生の皆さんが人間と文化との関係についての課題や、文化との関係における人間観をめぐる課題にふれるとともに、あわせて人文科学における多くの学問分野に特有の「ものの見方・考え方」にもふれることを通じて、教養科目全体としての教育目標の達成をめざします。





市民生活と法、憲法、経済のしくみ、現代社会と経済、市民と政治、現代政治を見る眼、社会的人間論、現代社会の社会学、地域と生活、地域と社会、社会統計学、対人関係の心理学、知的財産入門、著作権法概論、知財ワークショップ、キャリアを考える、多文化コミュニケーションA、多文化コミュニケーションB、持続可能なコミュニティーづくり実践学、地元の企業に学ぶESD、地場産業・企業論、公共社会、現代の諸問題
 人間と社会との関係を主題とする教養科目です。すなわち、これは、社会科学における各学問分野の観点から、社会とそのさまざまな営みが人間にとってどのような意味や機能(はたらき)をもっているかという問題を主題として扱う科目です。
 この科目では、学生の皆さんが人間と社会との関係をめぐる課題や、社会との関係における人間観をめぐる課題にふれるとともに、あわせて社会科学における多くの学問分野に特有の「ものの見方・考え方」にもふれることを通じて、教養科目全体としての教育目標の達成をめざします。




科学と技術の歴史、自然のしくみ、自然と数理、数理のひろがり、生命のしくみ、生物の生態と進化、宇宙のしくみ、物質の世界、自然と法則、くらしと科学技術、生物の世界、自然と数理の世界、科学技術
 人間と自然との関係を主題とする教養科目です。すなわち、これは、自然科学における各学問分野の観点から、自然現象や自然科学的思考への理解および自然と人間とのかかわりをめぐるさまざまな問題を主題として扱う科目です。
 この科目では、特に高校において履修内容の多様化により自然科学的な思考法にふれる機会の少ない学生の増加を勘案して、自然科学における多くの学問分野に特有の「ものの見方・考え方」にもふれることを通じて、教養科目全体の教育目標の達成をめざします。



文化の伝統と現代、コミュニケーションの現在、現代社会をみる視角、岩手の研究、これからの健康科学、科学技術と現代社会、現代職業選択論、岩手大学論、図書館への招待、宮沢賢治の思想と文学、健康のセルフコントロールと社会参加、総合科目特別講義
 「学生の皆さんが多角的な『ものの見方・考え方』や学際的な知識を習得することにより、激しく変動する現代社会の複雑な諸問題に柔軟に対応できるような総合的判断力を自ら培うことへの教育的支援」という、教育目標に対応する科目です。
 この科目では、学生の皆さんが多角的かつ複眼的な「ものの見方・考え方」が必要なことを自覚し、総合的な知見を習得することに役立つことをめざします。






男女共同参画の実践を学ぶ、都市の自然再生プランニング、北上川流域学実習、津波の実際から防災を考える、高年次課題科目特別講義T、高年次課題科目特別講義U
 専門性を身につけつつある高年次学生(3年次以上)を対象に、社会の具体的問題を主題として取り上げた教養科目です。
 この科目では、地域や社会にある具体的問題の解決・改善に、身につけた知識や考え方をどう生かすのか、また様々な専門分野がどう協働すればよいのかという実践的な課題についても学び、教養科目の教育目標の達成をめざします。





「環境」を考える、生活と環境、都市と環境、地域の環境保全を考える、地域環境と社会、水と環境、廃棄物と環境、植物栽培と環境テクノロジー、森林と環境、動物と環境
 本学における環境教育の出発点として位置づけられる教養科目です。
 この科目では、教養科目全体としての教育目標に沿い、環境に対する幅広い関心と深い認識を促し、環境についての多角的な「考え方」を養うことをめざします。
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