紫波町役場
産業部農林課 農政企画室 主事
須川 翔太(農学部農林環境科学科卒業)


紫波町役場を志した理由は?

中学の頃から漠然と「公務員」という意識はありました。国民、県民、市民、町民・・・その方たちから頂く税金が給料になる分、より一層その人たちの役に立つという仕事にやりがいを感じました。紫波町役場を選んだのは、自分の生まれ育った地元だったということ。一番お世話になった町なので、何とか恩返ししたいですよね。


いつから試験勉強を始めましたか?

3年の6月頃から大学内の希望者向け「公務員対策講座」を受講してはいましたが、本腰を入れたのは実は試験1ヶ月前。あまりにも遅すぎるスパートだったと思います。ただ自分は「短期集中型」と自覚していたので、自分をあえて追い込んだ節もありましたが(笑)。1日平均8時間。みっちり勉強し、内容の濃い1ヶ月になりました。ただこのやり方はリスクも伴いますので、合う合わないは人によると思います。


試験勉強中、励みになったものは?

8月からの1ヶ月間、より集中するために大学を勉強場所としていました。そこで同じように公務員試験を目指している友人の勉強している姿が、「自分も頑張らねば!」というやる気につながっていたと思います。ライバルの姿は自分にとって良い刺激になっていたと思います。


他併願も考えましたか?

あくまで第一志望は「紫波町役場」。ただ、自分の試験や面接の実力を試す意味で、他の試験も受験していました。「受かった、落ちた」という結果よりも、そこで失敗した経験を第一志望にどう活かすかが大事だと思います。


今はどんな仕事をしていますか?

大きく分けて2つです。
1つ目は、紫波町産品に関するイベントの企画、運営です。紫波町はりんご、ぶどう、モチ米、野菜など産直が充実しているのですが、こうした紫波町ならではの資産をより多くの方々に知って頂きたいと思っています。
2つ目は国の事業でもある「中山間地域等直接支払制度」について、農家の方々のご相談にのることです。農家の担い手不足、高齢化に加えて、平地に比べ農業しづらい環境にある中山間は、耕作を放棄しやすい環境にあります。一方で、農業を行う場、また多様な自然環境を持つ場としてなど重要な役割を果たす中山間において、農家の方々のご相談にのりながら一緒に考え、農業しやすい環境を整えていきたいと思っています。


大学で学んだことがどう活かされていますか?

たまたま配属先が農業に関する部署だったので、農学部で学んだ専門知識が役立ちました。ただ欲を言えば、大学在学中にこうした仕事を意識して授業に臨んでいたら、もっと広く深く学べたかもしれません。そこは少し後悔しています。


この仕事のやりがいは何ですか?

先に挙げた紫波町産品の多くは「製造、加工、流通」を町内で完結させることができます。これって実はすごいことなんだと自分は思っているのですが、こうした紫波町の魅力発信事業に携わり、盛り上げていくことが何よりのやりがいです。


岩手大学の受験を考えている方へメッセージ

岩手大学は皆さんの「?」をより深く学べる環境が整っていると思います。自分は環境問題に興味があり農学部を受験したのですが、最後の卒業研究も「土地利用と水質の関係性」という環境に関するものでした。「この大学は自分に何をしてくれるのか?」という受動的な姿勢ではなく、「自分はこの大学で何をするのか?」という能動的な姿勢で、ぜひ岩手大学の大学案内を手にとって見てください。