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| 原 文 |
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一、花ふゝみたる 桐の葉を
しるしといだく むねのうへ
いくやまかはの いそしみを
紫ふかく こめにけり
岩手の国を はるかにも
あたらし風の 今日立ちぬ
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二、北上中津 もろ川の
とわにひゞかふ せゝらぎに
真理は妙の 音をかなで
あこがれ清く あふれつゝ
みなかみ尋むる 若鮎の
それにも似たる 心かな
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三、岩手の山の いただきの
雪にふれにし 雲なれば
寄りて流れよ わが方に
ああ青春の 学舎の
空にみなぎる 光りあり
誇りかにして 命あり
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四、究めむみちの 遠けれど
かがよひいづる 明星に
ゆくては直に 指されたり
友よ希望の 眉あげて
上田の森に なりわたる
きけ大学の かねの音を
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| 現 代 語 訳 |
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一、花蕾を含んだ桐の葉を
校章として胸の上にいだく
多くの山や川の風土が育てた勤勉さを
桐の花の深い紫の色にこめているのだ
岩手の国をはるかにとおって
新しい風が今日吹き始めた
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二、北上と中津の二つの川の
永遠に響きをたてるせせらぎの音に合わせ
真理は妙なる音色を奏でている
それへの憧れを清らかに溢れさせながら
水源を探そうとする若鮎のように
真理を究めようとする心なのだ
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三、岩手の山のその山頂の
雪に触れたであろう雲であるから
こちらに向かって流れて来て欲しい 私の方へ
ああ 青春の学舎の
空にみなぎる光がある
誇らしげで生命力に溢れている
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四、学究の道は遠いとしても
宵に輝きだす明星に
その行く手ははっきりと示されている
友よ 希望をもって上を目指そう
上田の森に鳴り渡る
大学の鐘の音を聞こう
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