UURR交流訪問団が大連理工大学を訪問
 
  
  大連理工大学・岩手大学国際科学技術協力交流会を開催

 岩手大学工学部堀江皓教授ほか本学関係者6名及び岩手UURRものづくり産業連携推進協議会の企業関係者4社6名からなる訪問団が、2007年3月27日(火)から3月30日(金)の4日間、中国遼寧省大連市を訪問し、大連理工大学において開催された「大連理工大学・岩手大学国際科学技術協力交流会」に出席し、研究者交流及び両地域の企業間交流を行いました。あわせて、大連企業の視察、大連理工大学との協議等を行いました。なお、今回の大連理工大学とのUURR交流活動は、日本貿易振興機構(JETRO)のLocal to Local事業(事前調査案件)の採択を受けて実施したものであり、同機構盛岡貿易情報センター若林康平係長が同行し、現地での活動において、同機構大連事務所の支援を得ました。

 訪問の概要は、以下のとおりです。
 「大連理工大学・岩手大学国際科学技術協力交流会」において、冒頭、大連理工大学郭東明副学長より挨拶がなされ、同大学として、日本を重視していること、とりわけ、岩手大学との関係では、岩手大学及び岩手県企業の科学技術の成果の中国企業への移転を促進するため、2006年4月に同大学内に「大連理工大学・岩手大学国際連携・技術移転センター」を設置したこと及びこの一年の成果について、双方の交流を通じ理解が深まったとし、今後はこのような交流を踏まえ技術移転の成果があがるよういっそう努めていきたい旨の言及がなされました。(写真1)
 これに対し、岩手大学堀江教授より、大連理工大学の歓迎に謝意を述べ、続いて、来賓を代表し、JETRO大連事務所の三根所長より、挨拶がなされました。
 以上の挨拶の後、大連理工大学孟慶偉科技処副処長より、「大連理工大学の最新の科学技術成果の紹介」と題するプレゼンテーションが行われました。
次に、日本側の企業紹介を参加各社がそれぞれ行い(写真2)、続いて、清水友治工学部助教授より、「岩手大学工学部附属金型技術研究センターにおける金型技術」と題して、岩手大学の金型研究の状況紹介を行いました。
 最後に、参加した中国側企業のうち数社の紹介がいずれも流暢な日本語により行われました。
 上記の全体会終了後、@鋳造グループ、ACGグループ、B金型グループに分かれて、分科会を開催し引き続き討論したほか、訪問期間中、大連企業の視察等を行いました。
今回の大連理工大学とのUURR交流活動は、岩手大学側のU(=University、大学)が7名、R(=Region、地域)は4社から6名が参加し、大連理工大学側はUが19名、Rが6社から8名ほかの参加があり、UURRの関係がしっかり構築された交流事業となりました。特に、大連地区の中国側企業の方々や、既に中国に進出している日本の企業の方々から貴重な現地の情報が得られたことは、今後、大連地区で技術移転を進めるに当たり、たいへん参考になると思われます。
 なお、本訪問に合わせて、岩手大学大学院工学研究科博士前期課程院生2名が、大連理工大学において学生交流プログラムに参加しました。