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若い感性で久慈琥珀を使った商品開発、企業と学生、双方の成果を実感。

掲載日2018.3.13


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人文社会科学部 人間文化課程 教授
田中隆充
【デザイン学・芸術工学】

久慈市に所在する久慈琥珀株式会社とインダストリアルデザイン研究室はとても長いお付き合いをさせていただいており、これまで琥珀をテーマとした様々な商品開発を行ってきました。その中でも特に好評をいただき、現在でも人気商品となっているのが「琥珀付き財布」と「名刺入れ」です。久慈琥珀(株)から「ジュエリー以外の日常生活で使える商品を開発、デザインできないものか」という相談を受け、共同開発を始めました。今回初めて琥珀に見て触れるという学生がほとんどだったため、実際に久慈に足を運び、博物館などでレクチャーを受け、採取体験を行うなどしてまず琥珀について学んでもらい、その後デザイン作業をしてもらいました。プロジェクトには20人ほどの学生が参加し、一人10枚程、全部で300程のアイデアスケッチができました。それを久慈琥珀(株)にフィードバック。さらにデパートで開催した展示会でアンケート調査を行い、幅広い年齢で支持の多かった財布と名刺入れの制作を始めました。久慈琥珀(株)にとってはこれまでの固定概念を取り払って若い世代の発想で商品化ができ、また学生にとっては社会に出る上での疑似体験ができたこと、プロとして求められるデザイン力を実感できたこと、そして、地域に貢献できたことが成果として挙げられ、双方にとって充実した内容になったと思います。