menu

最新研究

  • HOME
  • 最新研究一覧
  • 亜熱帯原産のイネを初冬に播く新技術の開発                    

亜熱帯原産のイネを初冬に播く新技術の開発                    

掲載日2018.11.29


下野先生顔写真.png

農学部 植物生命科学科 准教授
下野 裕之
【作物学】

新たな作型で農家の大規模化を後押し

コメ作りの現場は担い手の高齢化が急速に進んでいる中,農家一人あたりの経営面積の規模拡大は避けて通れない状況です.イネの栽培で最も忙しい季節は春で,種まき,田植え,田んぼの耕起などが重なり,その作業の効率化が規模拡大のカギとなります.そこで,岩手大学では2008年より作業を分散する新たな作型として,忙しい春ではなく,前年初冬の雪が降る前に種まきを済ませることによって作業分散を実現する研究を進めています.

イネ.png

イネを雪の下で越冬させるためのコーティング法を新たに開発

初冬に播いた種が翌年まで生存する率はわずか数%と低く,初冬直播きを実用技術にするためにはこの生存率を高める必要があります.そこで,岩手大学では鉄を用いた新たなコーティング技術を開発し,生存率を25%以上に高めることに成功しました.目標とする50%の生存率を目指し,コーティング技術の高度化,休眠制御技術の開発,耕起方法の改良など,実用化に向けて多面的に研究を進めています.

コーティング.png

記事・ニュース動画

産経新聞 https://www.sankei.com/life/news/181120/lif1811200026-n1.html