男女共同参画の視点を踏まえた大学運営の推進

男女共同参画推進室長挨拶
Message from the Executive Director for Gender Equality

就任にあたって

岩手大学は、2008年に男女共同参画推進室を設置して以来、学長のリーダーシップの下、男女共同参画推進に積極的に取り組んでまいりました。
2013年から実施した「岩手大学男女共同参画行動計画」では、「男女共同参画の視点をふまえた大学運営」を基盤に、①両立支援の環境整備、②学生への男女共同参画の教育、③研究における男女共同参画推進、④男女共同参画の地域社会への4つの柱を立てて、多角的・包括的な取り組みを進めています。

岩手大学男女共同参画推進室は、「性別をはじめ多様な立場の学生・教職員が学び働きやすく、力を発揮できる大学、ひいては男女共同参画推進において地域を先導する大学の実現」(菅原悦子・前室長「退任にあたって」ぱるん通信vol.33より)を目指してまいります。 やるべきことは沢山ありますが、新室長に就任するにあたって、私が現時点で重視するのは次の3点です。
第1点は、なんといっても女性研究者の増員です。これは、日本全体の喫緊の課題です。岩手大学は、第3期中期目標に女性教員比率16%を掲げています。世の中に、ほぼ半数の割合で男女が存在することに照らすと、まだまだ低い目標値です。せめて、岩手大学が実現可能な数値として掲げた16%は、みなさまと力を合わせて達成したいと考えています。
第2点は、男女共同参画推進にかかわる教育の推進です。男女共同参画を持続的に推進していくためには、次世代を担う学生たちが、男女共同参画推進にかかわり、それを次の世代あるいは社会に広めていく必要があります。現在、岩手大学では次世代育成サポーターや男女共同参画推進学生委員会が活動しています。学生たちの自主的な活動を可能な限り支援していきたいと考えています。
第3点は、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ実現で北東北の未来を先導(牽引型)」にもとづく地域の連携強化です。事業4年目となり補助金はなくなりますが、事業としては手ごたえを感じているところです。これまでの連携をさらに強固なものとして、北東北全体の男女共同参画を推進してきたいと考えています。

みなさまのお力添えをよろしくお願いします。

2019年4月

岩手大学副学長
男女共同参画推進室長
宮本 ともみ