お知らせ
釜石市立図書館市民教養講座「鉄の歴史講座Ⅱ」を開催しました
掲載日2018.12.12
ニュース
12月9日(日)午後1時30分から、釜石市立図書館市民教養講座「鉄の歴史講座Ⅱ」を同図書館2階視聴覚室にて開催しました。この講座は、岩手大学三陸復興・地域創生推進機構、岩手大学平泉文化研究センター、釜石市立図書館の三者が共同で開催するもので、11月25日(日)に同講座のⅠを実施しています。
はじめに、平泉文化研究センターの伊藤博幸客員教授が開会挨拶を行い、釜石市産業振興部世界遺産課係長の森一欽氏の進行で、小野寺英輝氏(平泉文化研究センター兼務教員・理工学部准教授)が「橋の鉄鉱山―大島高任の弟子たちと支援者たち」と題して、また、森一欽氏が「考古学から見た橋野鉄鉱山」と題して講義を行いました。
当日は、地元釜石市や山田町などから約30名が参加し、洋式高炉建設の支援者や高炉運営の中心を担ったのはどのような人物だったのか等、また、橋野鉄鉱山周辺の地質学的特徴や遺構の発掘調査結果等の講義に耳を傾けました。
講座の最後に質疑応答が行われましたが、終了予定時間をオーバーするほど多くの質問が寄せられ、地域住民の「橋野鉄鉱山」に対する興味・関心の高さが垣間見えました。
本件に関する問い合わせ先:
三陸復興・地域創生推進機構
地域創生推進課(八重樫)
019-621-6629
sanriku@iwate-u.ac.jp

質問に答える小野寺准教授