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第5回三陸地域研究集会「三陸沿岸における定置網漁業と海洋環境」の開催について (2018.12. 7 )

掲載日2018.11.19

イベント


下記の通り開催しますので、多くのご参加をお待ちしております。参加する場合には、別添チラシにより申し込みください。

開催趣旨

 三陸地域では,リアス式海岸という地形的な特性を利用した鮪建網として江戸時代頃から盛んに営まれるようになり,地域を代表する漁業種類として発展してきました。その後,定置網漁業は地先海域に来遊した資源の漁獲と地元への水揚げを通じ,三陸地域の漁村経済を支える重要な産業の一つとして現在に至っています。また,漁獲〜水揚げのプロセスが短時間で完結する定置網は,高鮮度で多様な鮮魚の供給拠点としての機能も期待されます。しかし,定置網漁業は対象魚種を限定することなく沿岸への魚群の来遊に依存して営まれる受動的な漁業種類のため,漁獲動向は資源全体の変動や長期的な海洋変動に左右されるだけでなく,短期的な海況の動向にも強く影響を受ける漁獲特性を有しています。特に,近年はサケ資源の減少が著しく,漁業経営のみならず,これに依存している流通・加工への影響も懸念されている一方で,資源が増加しているブリやマイワシの漁獲増加が定置網でもみられており,定置網漁業を取り巻く状況は大きく変化しています。さらに,常設型の漁具であるために,頻発している台風など気象撹乱からの漁具保全やクロマグロ混獲抑制に関する技術革新が定置網漁業にとって避けては通れない課題となっています。そこで,三陸地域における定置網漁業を対象として,海洋環境や資源変動と漁獲動向との関連性を概観するとともに,定置網の漁況を左右する資源動向や技術的課題に関する最新の話題を通じ,三陸地域における持続的な定置網漁業の実現に向けて今後の展望を考えます。。

共 催:一般社団法人水産海洋学会・宮城県水産技術総合センター・岩手県水産技術センター・岩手大学三陸水産研究センター

日 時:2018年12月7日(金) 11:00〜16:30(定置網漁場乗船見学:12月8日)

場 所: 石巻市水産総合振興センター大会議室(石巻市魚町2丁目14:電話0225-90-4351)

コンビーナー:後藤友明(岩手大三陸水研セ)・永島 宏(宮城水総セ)・太田克彦(岩手水技セ)

1.挨拶: 大関芳沖(一般社団法人水産海洋学会長)  11:00〜11:05

2.趣旨説明:後藤友明(岩手大農)  11:05〜11:15

3.話題提供

セッション1 三陸海域における海洋環境変動と定置網の漁獲動向 座長 後藤友明(岩手大三陸水研セ)

(1)東北海区における海洋の長期変動 筧茂穂(東北水研)  11:15〜11:40

(2)宮城県における海洋環境変動と漁獲動向 佐伯光広(宮城水総セ)  11:40〜12:05

(3)岩手県における海洋環境変動と漁獲動向 及川利幸・太田克彦(岩手水技セ) 13:10〜13:35

セッション2 三陸定置網の主要対象魚種における近年の資源動向 座長 太田克彦(岩手水技セ)

(4)さば類,マイワシ資源の動向 由上龍嗣・渡邊千夏子(中央水研) 13:35〜14:00

(5)ブリ資源の動向 宍道弘敏(鹿児島水技セ)  14:00〜14:25

(6)サケ資源の動向 佐々木系(東北水研)  14:25〜14:50

セッション3 持続的な定置網漁業にむけた技術 座長 永島 宏(宮城水総セ)

(7)定置網におけるクロマグロ資源管理の問題点と漁獲抑制技術 後藤友明(岩手大三陸水研セ) 15:05〜15:30

(8)定置網における持続的な漁業を目指した技術開発 鈴木勝也(日東製網)  15:30〜15:55

4.総合討論 後藤友明(岩手大三陸水研セ)  16:00〜16:30

5.閉会  16:30

本件に関する問い合わせ先:
三陸水産研究センター   准教授   後藤友明  
0193-55-5791   tgoto@iwate-u.ac.jp