お知らせ
「ケミカルバイオロジー 特別講演会 in 盛岡」の開催のお知らせ (2019.10.23 )
掲載日2019.10. 8
イベント
「ケミカルバイオロジー (chemical biology)」は、生物活性を有する低分子有機化合物(バイオプローブ)を用いて、生体内の機能や反応を分子レベルから解析する学問です。例えばハーバード大学のシュライバー教授らが解明した、医薬品の免疫抑制剤FK506(タクロリムス)の作用機作は、ケミカルバイオロジー研究が興隆するきっかけとなりました。現在では、天然物化学や合成化学で得られた多数の化合物から、医薬や農薬のシードをスクリーニングしたり、食品の機能性を解明したりするために、ケミカルバイオロジーが重要な役割を果たしています。今回、日本学術振興会(JSPS)の産学協力研究委員会「日本におけるケミカルバイオロジーの新展開」(委員長:長田裕之 日本ケミカルバイオロジー学会会長)の先生方が来盛し、地元の先生たちと一緒に特別講演会を開催することになりました。つきましては、多くの皆様方のご参加をお待ちしております。
会場:盛岡地域交流センター(マリオス)185・186会議室(18階)
日時:10月23日(水) 午後3時〜午後5時30分
参加費:無料、意見交換会:4,000円
本件に関する問い合わせ先:
農学部
応用生物化学科
木村賢一
019-621-6124
kimurak@iwate-u.ac.jp
