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お知らせ

平泉文化セミナー第61回例会の開催について (2022.1. 7 )

掲載日2021.12.22

イベント


岩手大学平泉文化研究センターでは、東アジアにおける総合的「平泉学」の構築を図るための一環として、平泉文化セミナーや講演会等を定期的に開催しております。今回は、平泉文化セミナー第61回例会として下記により開催しますので、ご都合のつく方はご参加ください。参加費は無料です。

なお、今回はzoomによるオンラインも同時開催いたします。オンライン形式の参加希望者はryukaiu@iwate-u.ac.jpまで申し込んでください。後日、リンクの一斉送信を致します。

1.日時:令和4年1月7日(金) 15:00~16:30

2.場所:岩手大学教育学部1号館2階E21講義室

3.内容
講演1:テーマ:中世鎌倉における遺物変遷の一例─貿易陶磁器を中心に─

講 師:押木弘己氏、鎌倉市教育委員会文化財課埋蔵文化財調査員

要 旨:中世都市鎌倉は、12世紀末~15世紀中葉に展開する。鎌倉初期には源頼朝が政治・宗教上の諸施設を置いた鎌倉低地北東部の大倉地域における開発が中心で、将軍御所や執権邸が若宮大路の東側に置かれた13世紀前葉以降、幕府が滅亡する14世紀前葉にかけて都市域は拡大し、過密さを増す。南北町・室町期には再び大倉地域を中心とする土地利用に戻り、過密性は解消されながらも、なお東国武家政権の拠点として都市的様相を保った。こうした歴史的展開を通時的に刻んだ遺跡は限られ、大倉地域でも後世の削平などのため良好に遺存する場所は少ない。本報告では、層位的に中世鎌倉の変遷が良好に追える発掘調査例を抽出し、貿易陶磁器を中心に、遺物様相の動きを紹介する。

講演2:テーマ:中世初期の鎌倉における貿易陶磁器の分布と復原地形

講 師:鈴木弘太氏、鎌倉市教育委員会文化財課技術職員

要 旨:中世鎌倉は、治承四年(1180)源頼朝の入部以降、急速に都市として発展する。本報告では鎌倉遺跡群から出土する12世紀末から13世紀初期の貿易陶磁器の出土事例の分布図を作成し、鎌倉時代初期に貿易陶磁器が出土する範囲を明示する。次に、発掘調査によって発見された、いわゆる中世基盤層と呼ばれる中世期の最下層の海抜レベルを活用し、鎌倉時代初期の鎌倉の地形を復原する。貿易陶磁器の出土分布と復原地形を併せて考察することによって、鎌倉時代初期の都市領域について論じる。

共催:JSPS科研費20H01320

【新型コロナウイルス感染症拡大防止対策】
・対面形式での参加者は必ずマスクをご着用ください。
・会場入り口において検温及び手指の消毒を行います。体温が37.5度以上の場合は入場をお断りいたします。

本件に関する問い合わせ先:
〒020-8550 盛岡市上田三丁目18-33     岩手大学平泉文化研究センター事務局  
019-621-6529   ryukaiu@iwate-u.ac.jp