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お知らせ

「姫かりふ®」栽培研修会を開催しました

掲載日2017.5.23

ニュース


岩手大学三陸復興・地域創生推進機構の実践領域である三陸復興部門園芸振興班では、東日本大震災で被災した地域の農業振興に寄与するため、地域の気候に適した園芸作物栽培法の確立と、地域に根差した新しい園芸作物のブランド化に取り組んでいます。

今回は、岩手大学の登録商標である早どりカリフラワー「姫かりふ®」の栽培技術普及を図るため、「姫かりふ®」栽培を経験した営農家に協力いただき、県内の営農家等を対象に、三陸沿岸の久慈市において作型の解説や移植作業の実演等を行う研修会を開催しました。

研修会では、岡田益己客員教授およびこの3月まで園芸振興班メンバーだった現東北大の加藤 一幾准教授による「姫かりふ®」の作型と収穫時期、栽培のポイント等の説明や、手で引きながらペーパーポット苗を移植できる植え付け機「ひっぱりくん」の実演を行い、参加者からは、虫害を防ぐための資材や夏の高温障害や冬の凍害を防ぐ方法など、熱心な質問が寄せられました。

「姫かりふ®」とは、通常12〜15cmで収穫するカリフラワーを4〜8cmで収穫する早どりのカリフラワーです。中身が詰まっていて食感や味も濃く、少人数の家族にちょうど良い大きさであり、飲食店関係者や県内の野菜ソムリエからの注目や関心が高まっています。また、カリフラワーの出荷が難しい夏にも、涼しい三陸沿岸ではカリフラワーの栽培に適した気候を有するというメリットもあります。

今回の研修会を通じて、夏は北海道よりも涼しく、冬は関東内陸並みに暖かいという三陸沿岸の気候特性に適した「姫かりふ®」栽培技術の普及を図ることが出来ました。
岩手大学では、三陸沿岸被災地域における更なる農業振興の取り組みを展開していきます。

本件に関する問い合わせ先:
三陸復興・地域創生推進機構  
019-621-6629   sanriku@iwate-u.ac.jp