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お知らせ

長澤孝志教授が平成29年度日本栄養・食糧学会学会賞を受賞

掲載日2017.5.22

ニュース


2017年5月19日から21日に行われた第71回日本栄養・食糧学会大会(沖縄コンベンションセンター)にて、農学部応用生物化学科の長澤孝志教授が平成29年度日本栄養・食糧学会学会賞を受賞しました。

http://www.jsnfs.or.jp/news/news_20170207.html

日本栄養・食糧学会は、栄養科学ならびに食糧科学に関する学理および応用の研究についての発表、知識の交換、情報の提供を行う事により、栄養科学、食糧科学の進歩普及を図り、わが国における学術の発展と国民の健康増進に寄与することを目的に、1947年に設立された学術団体です。栄養科学や食糧科学、臨床分野に至る幅広い関連領域の研究者、技術者、学生、団体等によって構成されており会員数は3925名(平成29年3月現在)にのぼります。学会賞は、栄養科学または食糧科学に関する基礎的あるいは応用的学問分野において顕著な業績があり、現在も研究に従事している方を対象とした栄誉ある賞です。

受賞題目は、
「アミノ酸による骨格筋タンパク質分解調節機構に関する研究」です。

内容:
高齢化社会においては、動ける体のために骨格筋タンパク量の維持が重要である。骨格筋タンパク質量はタンパク質の合成と分解のバランスにより決定される。本研究は、骨格筋タンパク質の分解について、生化学的および栄養学的な解析を行ったものである。タンパク質の分解速度を評価する上で、難点のあった従来法から変え、正確かつ短期間の筋原線維タンパク質の分解速度を評価する方法を確立した。この方法により、食餌の摂取に伴う合成と分解の時間的応答変化が両者で異なること、ロイシンやリジンなどのアミノ酸やその代謝物のタンパク質分解制御に対する有効性や作用機序を細胞応答や生化学的アプローチで明らかにすると共に、疾患、老化促進マウスなどを用いて、低栄養、加齢、疾病等に伴う筋萎縮に対するアミノ酸の有効性を生体レベルで明らかにしたものである。

本件に関する問い合わせ先:
農学部 応用生物科学科   伊藤 芳明   yito@iwate-u.ac.jp