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小出章二教授の研究グループが「平成29年度日本食品保蔵科学会論文賞」を受賞

掲載日2017.6.28

ニュース


2017年6月24日から26日に行われた第66回日本食品保蔵科学会(高知県立大学永国寺キャンパス)にて、農学部の小出章二教授が平成29年度日本食品保蔵科学会論文賞を受賞しました。

日本食品保蔵科学会(現会員、約1800人)は、食品の低温保蔵に関する基礎および応用に関する研究を推進し、生産、貯蔵、加工、流通等の技術およびこれらに関する機器の改善を図り、食品流通の合理化と食生活の安定を期とすることを目的とし、1975年に発足しました。その後、「日本食品低温保蔵学会」として組織を拡大し、1997年に「日本食品保蔵科学会」と改称し、新たな社会的ニーズに応えている学術団体です。

日本食品保蔵科学会では、学会誌投稿論文の中で特に優秀な論文の著者に論文賞を贈り、表彰を行なっています。

受賞論文:
「乾燥米飯の乾燥・保存・吸水に関する含水率予測」

著 者:
小出 章二(岩手大学農学部)
折笠 貴寛(同 上)
小出 冬菜(同 上)
村松 良樹(東京農業大学地域環境学部)
田川 彰男(鹿児島県大隅加工技術研究センター)

内 容:

乾燥米飯(アルファ化米)は保存食・非常食として注目されており、近年はカップライスに代表されるように簡便食としての販路拡大も著しい。

本論文は、炊飯米の乾燥特性や、乾燥米飯の平衡含水率、吸水特性を測定・解析し、米飯の水分(含水率)を予測するモデルを提案した。また食味試験により、乾燥米飯を吸水(水温40℃、30分吸水)後、電子レンジで加熱(500 W、1分加熱)した炊飯米と基準米との間に有意差が無いことを示した。

以上は、乾燥米飯の製造・保存・調理プロセスに資する知見を与えるものであり、乾燥米飯が保存食・簡便食として高品質・長期保存が可能であること、調理後の食味も炊飯米に劣らないことを科学的に示すものであり、今後の普及の礎となることが期待される。

本件に関する問い合わせ先:
農学部   食料生産環境学科   小出章二   shojides@iwate-u.ac.jp