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農学部応用生物化学科 宮崎雅雄准教授らの論文が2018年度の日本農芸化学会英文誌BBB論文賞を受賞

掲載日2019.3.14

ニュース


宮崎雅雄准教授(農学部応用生物化学科)らの研究グループが、2018年度 日本農芸化学会英文誌 BBB論文賞を受賞しました。 BBB論文賞は、日本農芸化学会英文誌 Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry に掲載された Regular Paper, Communication より毎年優秀な論文に授与されるものであり、 2018年には13編にBBB論文賞が授与されました。

この論文では、ジャワマングースの縄張りマーキング物質について報告しています。ジャワマングースは、沖縄や奄美大島で特定外来生物として非常に問題になっており、長年駆逐に多大な労力と費用が費やされています。近年、マングースの生息数はだいぶ減少しましたが、完全駆逐は達成されていません。生息数の減少に伴い捕獲が難しくなっているので、においを活用した効率的な捕獲法の開発が求められていました。岩手大学と沖縄のやんばる野生生物保護センターの研究グループは、マングースが肛門腺分泌物を縄張りにマーキングすることに着目して分泌物の揮発性物質の化学分析を行い、人が嗅ぐと悪臭のする肛門腺分泌物の中にバラの芳香をもつフェネチルアルコールが含まれていることを発見しました。興味深いことに、この物質は、雌の分泌物中に多く含まれていて異性を引き寄せるケミカルシグナルである可能性が示唆されました。研究成果は、においで獣害を防ぐ技術開発に応用されることが期待されています。

受賞論文:Tamako Miyazaki, Katsushi Nakata, Takashi Nishimura, Shintaro Abe, Tetsuro Yamashita & Masao Miyazaki

Identification of 2-phenylethanol with a rose-like odor from anal sac secretions of the small Indian mongoose (Herpestes auropunctatus)

Bioscience, Biotechnology,and Biochemistry, 82(2):1-6 (2018)

本件に関する問い合わせ先:
農学部   応用生物化学科   宮崎雅雄  
019-621-6154   mmasao@iwate-u.ac.jp