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農学部植物生命科学科 畠山勝徳准教授らの研究発表が日本育種学会第135回講演会において優秀発表賞を受賞

掲載日2019.5.17

ニュース


 2019年3月16、17日に千葉大学で開催された2019年日本育種学会春季大会(第135回講演会)において、農学部植物生命科学科 畠山勝徳准教授らの研究発表が優秀発表賞を受賞しました。


<演題>ハクサイ根こぶ病抵抗性遺伝子Crr1aの機能解析
 湯澤 彰太1、安部 洋2、高畑 義人1、畠山 勝徳1(1.岩手大・農、2.理研バイオリソースセンター)

<概要>
 根こぶ病は発病すると根がコブ状に肥大する土壌病害で、感染した植物は養水分吸収が悪くなるために、生育が著しく悪くなり、ひどい場合は枯死してしまいます。ハクサイでは抵抗性品種の利用が有効な防除法の一つになっており、その形質を付与する抵抗性遺伝子も単離されていますが、どのような機構で抵抗性が誘導されるのかほとんど明らかになっていません。
 そこで本研究では、抵抗性遺伝子Crr1aについて、遺伝子のどの領域が機能に重要なのか、どのような経路で抵抗性が誘導されるのかを明らかにするための解析を行いました。Crr1aに見いだされている機能型と非機能型の遺伝子を組み合わせたキメラ遺伝子を形質転換したシロイヌナズナを作出し、その根こぶ病抵抗性を評価したところ、Crr1aのC末端領域が抵抗性誘導に必須であることがわかりました。また、植物ホルモン誘導抵抗性経路上に存在する3つの遺伝子(NPR1, COII, EIN2)に着目し、それらの機能欠損変異体にCrr1aを導入した形質転換体の抵抗性を評価したところ、Crr1aは3つの遺伝子とは独立な経路を介して抵抗性を誘導していることが示唆されました。

日本育種学会HP:https://www.nacos.com/jsb/07/07prize_2019.html

本件に関する問い合わせ先:
農学部   植物生命科学科   畠山 勝徳  
019-621-6152   khatake@iwate-u.ac.jp