2025.03.19
内田知代さん(岩手県教育委員会)|活躍する卒業生
内田知代さん
学校教育教員養成課程小学校教育コース数学科サブコースを卒業後、千葉県千葉市の公立中学校で5年勤務し、岩手県へ戻る。普代村、久慈市、盛岡市の中学校で勤務。岩手大学教育学部4年次の教育実習の指導にも携わった。
学校運営をサポート
私は、2024年4月から岩手県中部教育事務所に勤務しています。主に管轄地域である花巻市、遠野市、北上市、西和賀町の小・中学校を訪れ、現場の先生方と一緒に授業づくりを考えたり、校内研究会での助言、研修の運営や講義などを担っています。学校運営をサポートする仕事です。
以前は公立中学校で教員をしていました。その頃は、月並みですが、子どもの成長を感じることで自分自身の成長も実感できるため、それが大きなやりがいになっていたと思います。
現在は、これまで私自身が受けてきた研修を運営する側になりました。先生方への講義を担当し、「勉強になった」とか「学んだことを活かしたい」という感想をいただいたときに、やりがいを感じます。
思い出は「ラクロス部」と仲間たちとの「集いの場」
私はラクロス部に所属していました。最初は少ない人数でしたが、毎年増えて徐々にパワーアップしたことを思い出します。シーズン中は月2~3回、仙台や福島に遠征していました。大学1年次には審判資格を取得して現在も継続しています。母校の試合に派遣されることもあります。2024年は後輩たちが東北学生リーグで2位となり、とても嬉しく思っています。
当時、教育学部1号館にあった数学科の教室は仲間たちの「集いの場」でした。3年次以降はそこで教育実習に向けた模擬授業をしたり、教員採用試験に向けた小論文を書いて読み合ったりするなど、夜遅くまで過ごしていました。今でも岩手、宮城、埼玉など各地で活躍する仲間たちと繋がっています。
地域とのつながりを大切に
私は生まれも育ちも岩手県盛岡市です。卒業後5年間は他県で教員をしていたのですが、東日本大震災をきっかけに岩手県に戻ってきました。それから地域とのつながりについて深く考えるようになりました。全国のどこにいても教員としてやることは一緒ですが、地域のことを知っているという土台があることは、とても大事だと感じています。私にとって故郷の岩手県で教員をすることの意味は大きいです。
学生時代から、学校現場で学びたいという思いがあり、地域の学校での学習支援ボランティアや小規模校や複式学級で実施する地域教育実習にも参加しました。実習で訪れた普代中学校では、中学生が神楽を披露してくれました。その姿に感動し、実習仲間で感謝の気持ちを色紙に書いて渡しました。岩手県に戻り、偶然にも最初の赴任先が普代中学校。当時渡した色紙が校内に飾られ続けているのを見て、「戻ってきた」ことを実感しました。
岩手大学は地域へたくさんの元気を届けていると思います。教育学部も、以前より学問と学校現場とをつなぐことに力を入れているように感じます。私ももう一度学びたいと思うほどです。これからもそんな大学であってほしいですし、学生そして同窓生の皆さんの活躍を心から応援しています。
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