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【国際交流PRアソシエイトからの発信★】久慈を訪ねて

掲載日2020.10. 5

ニュース


【国際交流PRアソシエイトからの発信★】

岩手県の久慈市がロケ地であるドラマ『あまちゃん』が大好きな留学生が、憧れの久慈市を訪ねたようです。岩手大学国際交流PRアソシエイトの李春潤さんの記事をぜひご一読ください。(言語:日本語、中国語)

★★岩手大学国際交流PRアソシエイトとは?★★

岩手大学や岩手の生活の魅力について、留学生の目線から、世界に向けて多言語発信することを目的として活動する国際交流PRアソシエイトが活躍しています。

朝ドラ『あまちゃん』ロケ地・久慈を訪ねて

 こんにちは。岩手大学総合科学研究科1年の李春潤です。今回は朝ドラ『あまちゃん』ロケ地・久慈での聖地巡礼について紹介します。夏休みに友達と憧れている岩手県久慈市に行きました。久慈は、岩手県北東部に位置し、日本最北端の海で漁をする「北限の海女」のまちです。

 『あまちゃん』は、2013年に放送されたNHKの連続テレビ小説であり、海外でも人気の話題作です。この作品は、東京出身の女子高生・天野アキが母の故郷である岩手県北三陸(久慈)に行き、海女の職業を受け継ぎ、地元のアイドルになって東京に戻って国民的アイドルになる物語です。以前、東京で学校に通った時に『あまちゃん』を見て感動しました。『あまちゃん』に描かれた岩手の美しい自然と素朴な人柄は魅力的です。これも私が岩手大学に来た理由の一つです。

 久慈は架空の北三陸より広いので、びっくりしました。久慈の中心部はとてもきれいであり、立派な体育館や文化館などがあります。久慈の商店街は昭和の雰囲気があり、店が多く、特に飲食店が多いです。駅前には琥珀の店舗があります。琥珀は久慈の名産品です。一番驚いたのは、久慈には海女に関するものがたくさんあります。例えば、久慈駅前ビルの「北の海女・北三陸鉄道・潮騒のメモリー」の看板、多くの店のシャッターの上の天野アキと足立ユイの漫画などです。久慈駅隣のあまちゃんハウスは閉館したので、ドラマで使ったジオラマなどの展示品は駅前観光交流センターで見ることができます。

 久慈駅から車で20分で小袖海岸に着きました。小袖海岸は『あまちゃん』のメインロケ地で、ちょうどその日はいい天気で、青い空と青い海の景色がとても綺麗でした。長い防波堤と白い灯台を見て、ドラマに何度も登場する場面を思い出しました。小袖海女センターにも『あまちゃん』に関するものがたくさん展示されています。残念なことは、新型コロナの影響により、今年の夏の海女の素潜り実演は中止されました。今回は海女が捕るウニを食べられませんでした。ちなみに、『あまちゃん』の中で一番有名なセリフの「じぇじぇじぇ」は、岩手人が誰でも使うというわけではないです。この言葉は小袖海岸の方言です。

 その後、『あまちゃん』に登場した喫茶店「喫茶リアス/スナック梨明日」のモデルとされる「喫茶モカ」さんに行きました。私はエビピラフとメロンソーダを注文しました。とても美味しかったです。昨年まで、天野アキ役ののんさん(能年玲奈)は年に二回久慈に帰ってきたと店主が言いました。今回の短い旅を通じて、『あまちゃん』はヒロインの成長を描くドラマだけではなく、更に久慈の経済に新たな活力を注ぎ、久慈と岩手の知名度を高めたと感じました。天野アキは本当の地元のアイドルとなり、のんさんご本人も岩手のドラマ、映画、CMなどに何度も出演しました。『あまちゃん』によって、東日本大震災後の地方振興について改めて考えさせられました。

 以上、朝ドラ『あまちゃん』ロケ地・久慈での聖地巡礼の紹介でした。

探访晨间剧《海女》的拍摄地久慈

大家好。我是岩手大学综合科学研究科一年级的李春润。这次我将向大家介绍我在晨间剧《海女》的拍摄地久慈的圣地巡礼。这个暑假我和朋友去了我一直很向往的岩手县久慈市。久慈位于岩手县东北部,是在日本最北端的海中捕捞的"北限的海女"之城。

《海女》是2013年播出的NHK晨间剧,也是在海外也很有人气的话题作。该剧讲述了一位出生于东京的高中少女天野秋回到母亲的故乡岩手县北三陆(久慈)、继承了海女的职业,在成为当地偶像后回到东京成为国民偶像的故事。以前我在东京上学的时候看了《海女》,深受感动。《海女》中所描绘的岩手的自然美景和淳朴民风很吸引人,这也是我来到岩手大学的理由之一。

久慈比架空的北三陆大很多,让我有点吃惊。久慈市中心的街道很整洁,有非常气派的体育馆、文化馆等等。久慈的商店街有着昭和时代的氛围,店铺尤其是饮食店很多。站前还有琥珀的店铺,琥珀是久慈的名产品。最令我感到惊喜的是,久慈有很多关于海女的元素,比如久慈站前大楼的"北的海女·北三陆铁道·追忆如潮"看板,很多店铺的卷帘门上的天野秋和足立结衣的漫画等等。由于久慈站旁的海女小屋已经闭馆,电视剧中使用过的模型等展示品可以在站前观光交流中心看到。

从久慈站驱车二十分钟就到了小袖海岸。小袖海岸是《海女》最主要的取景地,正好那天天气不错,蓝天碧海,景色很美。长长的防波堤和白色的灯塔,都令我回想起电视剧中多次出现的场景。小袖海女中心也展出了很多关于《海女》的物品。可惜的是,由于新冠肺炎的影响,今年夏天的海女的潜水表演中止了,这次没有能够吃到海女捕捞的海胆。顺便说一下,《海女》中最有名的那句台词"嗟嗟嗟",并不是每个岩手人都会讲,这句话只是小袖海岸的方言。

之后去了《海女》中登场的那间咖啡店"咖啡里亚斯/小酒馆梨明日"的原型"咖啡摩卡"。我点了虾仁烩饭和密瓜苏打,味道非常好。店主说,到去年为止,出演天野秋的Non(能年玲奈)每年都回久慈两次。经过这次短暂的旅程,我感觉到《海女》不仅仅是一部描写女主角成长的电视剧,更为久慈的经济注入了活力,提高了久慈和岩手的知名度。天野秋成为了真正的当地偶像,Non本人也多次出演岩手的电视剧、电影和广告等等。《海女》使人们得以重新思考东日本大地震后的地方振兴问题。

以上就是我在晨间剧《海女》的拍摄地久慈的圣地巡礼的介绍。

6-6.jpg白灯台

5-5.jpg記念碑

7-7.jpg海女素潜り実演場

8-58.jpg喫茶モカ

4-4.jpg三陸鉄道の列車

2-2.jpgお店のシャッター

3-3.jpg三陸鉄道久慈駅

久慈駅前ビルの看板