岩手大学の国際化推進体制
国際教育センターの設置
目的
急激な人口減少、少子高齢化と、グローバル化の進展により、社会は大きく変化している。その変化に伴い生じている課題に対応するために、人、モノをつなぎ、知識・情報を共有するSociety 5.0 時代への対応力を持った人材の育成が今、大学に課されている。特に、課題先進地域の岩手を国際社会から分断させず、持続可能な社会に転換させる推進力としての人材育成は、岩手大学の大きな使命である。
国際教育センターは全学の学生を対象とした教育基盤施設として、地域の課題にグローバルな視点で取り組み解決するための知識・スキルの向上と意識の涵養を行う学部横断・学年縦断型教育組織である。各学部、研究科単位で実施することが困難な言語スキルの育成とともに、社会人基礎力として強く求められる分野横断的な対話力と知識活用力の向上に資する教育を、授業、課外に渡って提供することが、国際教育センターのミッションである。
この実現のため、国際教育センターでは、グローバル教育カリキュラムマップを構築し、入学時から卒業・終了までの総合的な国際教育を実施する。
業務内容
1.言語スキル育成プログラムの企画・運営
①英語教育
②日本語教育
③英語以外の外国語教育
2.グローバル基礎力育成プログラムの企画・運営
①Global Villageにおける課題活動
②IHATOVOグローバルコース/ Global Mileage System
③国際教育科目(国際教養教育、共修教育)
3.グローバル対応力育成プログラムの企画・運営
①地域課題解決型実践教育
②留学支援(派遣・受入)