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岩手大学の国際連携戦略

岩手大学は2030年を見据え、『岩手大学ビジョン2030』を策定しました。ビジョンの実現に向けた具体的道筋は、学生、教職員と共に考え、そして協力して創りあげるべきであるとの考えから『共考と協創(共に考え、協力して創る)』を行動規範に掲げ、岩手大学総体としてビジョン実現を目指しています。

『岩手大学ビジョン2030』に沿った国際交流・国際連携について紹介します。

教育目標

グローバル化が進展する時代において「多文化共生社会」の実現に貢献し、予測不能な時代の諸課題に対応できる人材を育成する。

戦略

国際社会で活躍できるグローバル化に対応した能力を身に付けた高度専門職業人を育成する。グローバル化が進展する時代において、英語等の語学力の強化や異なる文化・思想との相互理解と共存が求められる。そのために教養教育における語学教育の実質化(身につく教育)や多様な文化・思考を学ぶ科目、課題活動等を充実させ、総合的・俯瞰的な視野とグローバル化に対応した能力を身に付ける教育を実施する。

アクション

1.国際教育センターを中心として英語のコミュニケーション能力を向上させるカリキュラムの開発、教育効果の検証、授業内容の持続的な改善を実施する。専門教育に接続可能な英語コミュニケーション基礎力を教養教育段階から育成するために、高度な教授技術を持った特任助教を配置するとともに、学部・大学院と連携しながら授業改革・教材開発を行う。

2.グローバルビレッジの課外国際教育活動、留学生との共修授業、学部横断学年縦断型国際研修等の国際教育プログラムを拡充し、社会のグローバル化の進展とその対応についての知識・態度及び技能を高める。これらの国際教育の参加者にグローバルマイレージを付与することにより、海外研修・留学等に主体的に参加する意欲を涵養する。以上の事業推進のため、グローバル人材育成カリキュラムの改定、及びグローバルビレッジ担当者の配置を行う。

3.サマープログラム及び交換留学(IU-SEP)を充実させ、その参加学生の本学上級課程への進学を促進し、留学生総数を増加させる。