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英語学習の進め方

英語学習の進め方

岩手大学では国際教育センターが中心となって、英語力向上のための様々なプログラムを用意しています。Global VillageではEnglish Timeというマンツーマンで英会話の練習をしたり、英語プレゼンテーションを見てもらったりできます。英語ネイティブの教員と話すのに慣れていない場合には日本人教員から始めることもできます。学習方法を相談してみてください。自習の為に使えるICT Platformを利用することもオススメです。レベル別のオンライン多読教材なども充実しています。

語学はなにより慣れることが重要です。そして、英語とのコンタクト時間(英語を聴いたり、読んだり、話したり、書いたりする時間)と強い相関があります。時間が長ければ長いほど力が向上します。ただなんとなく英語を勉強するのではなく、みっちりと濃度の濃い学習活動をすることで、誰でも英語力は向上します。

大学では長期・短期の海外研修や留学プログラムを持っています。交換留学には高度の英語力が必要となりますが、今までの学習方法では時間がかかりすぎて時期を逸してしまいます。そこで、集中的に英語力をつけるプログラムも用意していますので、ぜひ参加を検討してみてください。英語力がまだ低いので特別な研修に参加する前に学習したい人にはFoundation of English (FOE)がお勧めです。海外への交換留学を目指している人はTOEFLiBT®で一定以上のスコアが必要と成りますので、 Step-up Englishや Super English の受講が効果的です。募集に関してはこのウェブページでのお知らせや学内掲示で周知します。

Foundation of English

自分のレベルに合わせた英語のマンツーマン指導で、Super EnglishやStep-up Englishへの橋渡しをします。個々人のスケジュールに合わせて、自分が予約したEnglish Timeの時間を使って指導を受けることができます。このプログラムは登録制です。登録したい時にEnglish Timeの担当教員に申し出てください。

STEP 1: CASECというオンラインの英語プレースメントテストを受験する。
STEP 2: テストスコアをベースとして、Word Engine Card, 英語多読課題、ICT Platform上の課題から、教員がそれぞれ学生のレベルにあった教材を選択し、達成ゴールを決める。
STEP 3: 学生は定期的にEnglish Timeの時間に予約を入れて、学習成果を教員に報告し、教員はそれをベースとして学生に次の課題を提示する。

STEP1から3を繰り返すことで英語力を向上していきます。毎週1回は先生に会って確実に学習が進んでいることを確認してもらってください。重要なことは「定期的に」確認しながら「継続して」学習することです。

Step-up English & Super English

英語圏への留学や英語による授業を提供している非英語圏への留学、海外研修等のために英語力をつけたい人のための準備コースです。いずれも週2回、午後6時40分から8時10分まで開講します。Step-UpEnglishは基礎力強化、Super EnglishはStep-Up Englishで一定以上の英語力をつけられた学生が受講できます。Super Englishに直接登録するためには、TOEFLiBTで60以上のスコアが必要です。参加者の募集は前期分については前年度の1月下旬〜3月上旬、後期分は7月中旬〜9月上旬に掲示します。初めてStep-Up Englishを受講する場合には半年以内に受験した英語力の証明書(英検2級、CASECとTOEICいずれか650点)が必要です。募集の詳細は学内掲示及び英語学習支援のお知らせ欄でお知らせします。受験のタイミングが合わない場合にはCASECをお勧めします。受験をしたい方はこちらから情報を得てください。

受講申し込み用紙は新着情報からダウンロードするか、国際課でもらってください。初めて受講する学生は、記入した受講申し込み用紙を英語力証明書のコピーと一緒に国際課に提出してください。受講ができるかどうかについては、締め切り後にメールにて連絡します。

体験談

農学部4年生 Y.O.さん

私は、将来は海外で働きたい、英語を勉強していれば自分の専門分野でも生かせるのではないかという思いから、2年生のときに初めて知ったStep-up EnglishとSuper Englishのプログラムを履修することに決めました。今では大好きなSuper Englishのクラスですが、最初は自分の実力不足にショックを受けたり、4年生になると学科の勉強や行事との両立が難しく、クラスを履修し続けられるかどうか悩んだりしました。このように迷ったり悩んだりすることも多い私でしたが、先生方の助けや、クラスの友達・先輩からの影響もあり、プログラムを通して自分の英語力を様々な面で伸ばすことができました。

まず、とくにWritingの面で大きかったのですが、プログラムに参加することで自分の正確な実力を知ることができました。私は以前外国に滞在していた経験があり、英語に関しては他の人よりもできるという自信をもっていました。しかし、初めてこのクラスでエッセイを書こうとしたとき、書き出し、文の構成、それぞれの文のつなぎかた、など分からないことばかりで頭が真っ白になりイントロダクションさえ書けずに終わってしまいました。初回の授業で自信を喪失したことはショックでしたが、そこで自分の実力を冷静に知ることができました。ときには厳しい言葉を頂くこともありましたが、先生からのアドバイスやクラスメートのエッセイから学ぶことで、徐々にWritingの実力を伸ばすことができました。

次に、このプログラムは私にとって、海外留学を目指すクラスメートとの貴重な情報交換の場所です。Step-up English、Super Englishのプログラムでは、一緒に授業を受ける中で他の人のスピーチを聞いたり、エッセイを見たりする機会がたくさんあります。このように一緒に授業を受けることで、私は自分の得意な部分や伸ばすべき部分をより明確が知ることができました。それと、授業前や授業後にクラスメートと話すことで、エッセイの勉強法や単語の覚え方、将来のことなど様々な情報を得ることができました。また先生にはお忙しい中英語の指導だけでなく、学科行事との両立に悩む私の相談にのって頂き、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

Step-up English、Super Englishのプログラムは大変な一面もありますが、目標をもって続けていれば必ず自分の力になると思います。私はいまだにWritingが不得意分野ですが、プログラムで練習することによりTOEFL iBT試験で90点を超えることができました。以前は専門分野の勉強に手一杯になってしまうことが多かったのですが、今考えるともったいないことをしていたなと思います。これからはもう少しうまく時間を使って、単語の勉強やスピーチの練習など英語の勉強にも時間が使えるようにしたいと思います!(Y.O.さんは2015年3月に岩手大学卒業後米国の大学院に進学しました)

英語多読リーダーズ

英語多読リーダーズ(Reading Marathon)は目標をもって英語の読む力をつけるためのプログラムです。難易度別に色分けされた多読用図書を、訳読することなく数多く読むことで、英語の読解力を向上させるプログラムです。Foundation of English登録者やStep-up Englishの履修学生はこれを活用しますが、楽しみながら読む力をつけるためだけでも借りることができます。

リーダーは難易度別に分けられています。オレンジ色の線が入っているリーダーは一番難易度が低く、高校1年生レベルの英語で読むことが可能です。オレンジ1本(600語程度)、2本、グリーン1本、2本、3本、ブルーと段階的に色分けされています。難しいものを少しずつ読むのではなく、易しめのものを速読しながら少しずつ難易度を上げていくことで、英語の読解力がつきます。2冊まで2週間借りられます。書棚は図書館2階にあります。

readers

ラーニングサポート

英語のラーニングサポートはEnglish Timeの時間帯に日本人教員が行います。予約を入れてください。English Timeによる英会話はGlobal Village側の相談室、または図書館2階のブースにて行います。場所については予約サイトをみてください。

英語学習に役立つリンク集

英語学習に役立つリンク集をいくつか紹介します。キーボードをブラインドタッチ(キーボードを見ないで文章をタイプすること)ができない人のた めの練習用リンクもあります。

初級レベル

中・上級レベル

  • Annenberg Learner: Teacher resources and professional development across the curriculum
    教育的なビデオ教材が幅広く見られます。
  • 6 Minute English
    BBCが配信する英語を外国語として学ぶ学習者対象のポッドキャスティング。ファイルをダウンロードしてリスニングの練習ができます。
  • Connect with English
    英語を学ぶ高校・大学生向けのビデオをウェブで見ることができます
  • At Home in Japan
    海外から日本に来る来訪者が日本文化や日本人のウチソトなどについて学べるインターアクティブな教材です。外から日本文化を知るために役立つ内容です。
  • Democracy Now
    ブッシュ大統領にある手紙を手渡した女子高校生へのインタビュー。MP3へのダウンロードができ、ビデオが見られます。インタビューのスクリプトもあります。
  • J.K. Rowling's Commencement Speech at Harvard University
    ハリー・ポッターの著者J.K.ローリングがハーバード大学で素晴らしいスピーチを披露しました。スクリプト付ですので映像を見ながら勉強できます。
  • Steve Jobbs Stanford Commencement Speech 2005
    世界的に有名になった、故スティーブ・ジョッブスのスタンフォード大学卒業式での祝辞です。

英語の教員になりたい人におススメ!

外国語としての英語教育の大御所Jack C. Richards博士のサイトはこちらから。動画やダウンロードできる論文も掲載されているので、英語の勉強をしながら英語力を伸ばせる一石二鳥のサイトです。

英語お役立ちアプリ

  • 英語耳ゲー
    どんなアプリ? LとRの聞き分けをする英語耳育成のためのフリーアプリ
  • *mikan
    どんなアプリ? 英単語を学習できるフリーアプリ
  • ならべて英語
    どんなアプリ? 日本語で表示された意味を、英単語を並べ替えて完成させるフリーアプリ
  • iKnow!
    どんなアプリ? 無料トライアルがある、隙間時間を使って英語を学べるアプリ