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長引くコロナ禍で留学生はどのように毎日を過ごしているでしょうか?岩手大学国際交流PRアソシエイトの李春潤さんの記事をぜひご一読ください。(言語:日本語、中国語)

北山・名須川町散歩

 こんにちは。岩手大学総合科学研究科2年の李春潤です。7月末、前期の授業が終わった後、夏休みを迎えました。新しいページのカレンダーをめくると、その背景の写真は山口県の錦帯橋の花火でした。前回花火大会に行ったのは三年前だったことを思い出しました。

 今年の8月は去年の8月に比べてそれほど変わっていないようですが、コロナ感染の状況が深刻化しています。岩手県も独自の緊急事態宣言を発表しました。県内の多くの観光地が休業して、計画中の県内旅行は断念するしかないです。私は週に一回ぐらいスーパーに行って食材や生活用品を買います。それ以外はほとんど出かけません。低気圧の影響で、盛岡の曇りと雨は何日間も続いていました。せっかくの晴れの日になって、北山と名須川町を散歩することにしました。

 以前もたまに北山と名須川町に行きました。歩いて30、40分しかかかりませんでした。この近くはお寺や神社で有名で、盛岡で最も歴史的な雰囲気がある町と言えます。昨年10月の記事で述べた報恩寺も北山寺院群に位置しています。また、源勝寺、願教寺、光台寺、清養院などのお寺があり、どのお寺も立派です。「日本の道百選」の一つである寺町通りはとても綺麗で、南部鉄器の街灯や寺院の囲いが優雅で、空気の中に淡い線香の匂いがします。この通りを歩いて、まるで江戸時代に戻ったのようです。寺町通りの南にある三ツ石神社は岩手で一番神秘的な神社かもしれません。ここには伝説で羅刹鬼を縛た三ツ石があります。三ツ石上の鬼の手形は「岩手」という県名の由来です。今はまだ手形が見られるそうです。三ツ石は結構巨大ですので、手形を探すにはかなり時間がかかると思います。

 夏の夕方、長時間の散歩で汗をかいて、気持ちがすっきりしました。帰り道で、近くの家族が線香花火を打ち上げていました。小さな花火は蛍のように夜を照らしていました。散歩とか、線香花火とか、どれも普通です。しかし、漫画『日常』の名セリフのように、「日々私達が過ごしている日常というのは、実は奇跡の連続なのかもしれん」。

北山、名须川町散步

大家好。我是岩手大学综合科学研究科二年级的李春润。7月底,在上学期的课业结束之后,迎来了暑假。翻过新一页的日历,背景的照片是山口县锦带桥的花火。回想起来,上次去花火大会还是三年前。

今年8月与去年8月似乎并无太多不同,只有病毒感染状况加重不少,岩手县也发布了独自的紧急事态宣言。县内的很多观光地纷纷休业,于是我计划中的县内旅行也只能放弃了。我大概每周去一次超市购买食材和生活用品,除此之外就几乎不出门。受到低气压影响,盛冈的阴雨天气持续了好些天,一度有些凉爽。终于等到难得的晴天,便决定去北山和名须川町散步。

以前我也偶尔会去北山和名须川町,步行不过三四十分钟。这一带以寺院和神社闻名,可以说是盛冈最具历史感的街区。我在去年10月的旧文中提到的报恩寺也位于北山寺院群地区。此外,还有源胜寺、愿教寺、光台寺、清养院等等,每座寺院都相当气派。作为"日本道路百选"之一的寺町街道十分整洁,南部铁器的路灯、寺院的围墙极优雅,空气中有淡淡的线香味儿。漫步于此,仿佛回到了江户时代。寺町街道南边的三石神社大概是岩手最有神秘色彩的神社,这里有传说中束缚罗刹鬼的三石,三石上的鬼的手印就是"岩手"这个县名的由来。据说现在还能看到手印,不过三石相当巨大,要找手印恐怕要花些时间吧。

夏天的黄昏,长时间的散步,出一点汗,顿时觉得心情舒畅。回家的路上看到附近的一家人在放线香花火,小小的花火如同萤火虫一样点亮了夜色。散步也好,线香花火也好,都再寻常不过。不过,正如漫画《日常》里那句有名的台词:我们所度过的每个平凡的日常,也许就是连续发生的奇迹。

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源勝寺

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清養院

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マスクをしている怪獣

DSC03045-1.jpg標識

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三ツ石

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鬼の手形(イメージ)

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岩手大学や岩手の生活の魅力について、留学生の目線から、世界に向けて多言語発信することを目的として活動する国際交流PRアソシエイトが活躍しています。