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お知らせ

カナダ・サスカチュワン大学との連携によるアクティブラーニング研修を実施しました

掲載日2016.4. 4

ニュース


去る3月24日~30日にかけ,英語による授業の実践に関心を有する本学教員及び大学院生の教育力向上を図ることを目的として,本学有力協定校のカナ ダ・サスカチュワン大学グウェンナモス・センターより,カナダ人講師2名を招聘し,英語によるアクティブラーニング短期集中プログラムを実施しました。また,研修直前の3月17日には本学国際課のジェーン・テラシマ特任准教授による事前研修を行いました。

 今回の研修では、学生の授業テーマへの関心をかき立てるためのB(Bridge-in)、学習目的と学習成果の提示O(Objective)、学習テーマに関する予備知識の確認P(Pre-assessment)、積極的な授業への参加による学習P(Participatory Learning)、学習達成の評価のP(Post-assessment)、学習内容の要約S(Summary)の6つを授業の構成要素とする BOPPPSモデルを活用した授業アウトラインの作成法や、学習評価のための理論、アクティブラーニングの方法と技術,参加者の教育理念の明確化や整理お よび反省的活用などを実践を通じて学習しました。

 研修2日目および4日目には,与えられたテーマにつき、学習したアクティブラーニングの技法を用いて、それぞれ5分間の授業を実践するという「マイクロ ティーチング」を体験し、アクティブラーニングの理論と技法を身につけることができました。そのほかにも,反転授業,参画型の授業・議論の様々な技法、カードを活用した教育理念と教育法の整理,評価のための様々な方法を参加者同士の協力と活発な議論を通じて学びました。

 今回のアクティブラーニング短期集中研修に参加した教員・大学院生の教育分野における今後の活躍が期待されます。