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お知らせ

学長等がモンゴル国立大学を訪問

掲載日2018.9.20

ニュース


 岩手大学は9月5日(水)、岩渕学長をはじめ、理工学部と農学部の教員、国際課職員及び工学研究科の大学院生らが協定校であるモンゴル国立大学を訪問しました。
 学長表敬では、モンゴル国立大学長から歓迎のご挨拶が述べられました。モンゴル国立大学は、約20の日本の大学と協定を結んでいるが、岩⼿大学との交流はとても活発に行われていると高い評価をいただきました。モンゴル国立大学は、1500⼈の教職員のうち、岩手大学で博士学位取得者が7 名、修士学位取得者が2 名で、現在岩手大学の博士課程に在学中の学生が5 名、修士課程に在学中の学生が2 名います。そして、岩⼿大学とは特に交流実績のあるCG、生物資源、化学の3つの分野で研究交流及び学生交流を継続して行っていただきたい、土壌や森林分野の教員もいるので、研究領域を拡大して交流してほしいと、今後の交流についても期待が寄せられました。
 本学の岩渕学長からは、2017年に新設した総合科学研究科(修士課程)や、震災後のグローカルな大学としての取組などについて紹介が行われました。また、両大学間の研究者交流を通して、国際学術論文数を増やすなど両大学の研究レベルアップにつなげてほしい旨のお話がありました。現在、岩手大学には留学生が214名在学しているが、今後300名に増やす計画もあることから、たくさんの学生が本学を訪れて学位を取得し、両大学また両国の懸け橋になってほしいと述べました。
 表敬訪問後は研究室訪問が行われ、9月6日(木)にはモンゴル国立大学・中国西北農林科技大学・岩手大学の三大学による研究シンポジウムが行われ、岩手大学からは教員1名、大学院生2名の発表が行われました。