岩手大学人文社会科学部【宮沢賢治いわて学センター】第3回シンポジウム「宮沢トシ没後百年」のご案内 (2022.11.20開催)

掲載日2022.10.13
イベント

岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センターでは、2019年4月に発足後、ほぼ隔月のペースで、宮沢賢治関係や岩手関係のトピックをテーマとする研究会を開催して参りました。

また、この研究会活動の一環として、シンポジウムも年1回のペースで開催してきており、2021年3月に1年遅れで開催された当センター発足記念の第1回シンポジウム「地域・賢治・演劇」に続き、2022年3月には、「いわて学」関連のテーマとする第2回シンポジウム「盛岡藩の言論と出版」を開催いたしました。

第3回となる令和4年度のシンポジウムは、本年が宮沢賢治に大きな影響を与えた妹トシの没後100年にあたるため、改めて宮沢トシという存在について考える機会をもつべく、トシの命日11月27日に近い2022年11月20日に、下記のとおり開催させていただくこととなりました。

ご登壇いただきますのは、宮沢賢治研究を専門とされる3名の研究者の方々、すなわち、
宮沢トシ研究の第一人者で、著書『宮沢賢治 妹トシの拓いた道:「銀河鉄道の夜」へむかって』(朝文社、2003年)で第14回宮沢賢治賞奨励賞を受賞されている山根知子氏(ノートルダム清心女子大学文学部教授/日本近現代文学)、当センターの前身「宮澤賢治センター(岩手大学内)」の初代代表である望月善次氏(岩手大学名誉教授/国語科教育)、そして司会は当センター連携研究員の佐藤竜一氏(岩手大学非常勤講師)です。

兄賢治に比べ研究が進んでいない分野である宮沢トシ研究に関する、山根氏、望月氏による最新の調査をふまえた新しい知見に触れることができる貴重な機会となっておりますので、ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

なお、コロナ禍下のため、オンライン形式での開催となり、事前申込制(定員100名)とさせていただきます。詳しくは下記をご確認ください。

【名称】:岩手大学人文社会科学部【宮沢賢治いわて学センター】第3回シンポジウム

【テーマ】:「宮沢トシ没後百年」

【日時】:令和4(2022)年11月20日(日)13:30~16:30

【実施方法】:オンライン形式
      (*オンラインの定員は100名:先着順とさせていただきます)

【内容】
*センター長挨拶:横山 英信(岩手大学人文社会科学部長・教授)

《第1部》講演
*講演1:13:35〜14:30
「新たに浮かびあがるトシ像」
   山根 知子 氏(ノートルダム清心女子大学文学部教授/日本近現代文学)

            〜(休憩5分)〜

*講演2:14:35〜15:30
「「自省録(宮澤トシ)」の魅力 〜その隘路にも触れながら〜」
   望月 善次 氏(岩手大学名誉教授/国語科教育)

           〜(休憩15分)〜

《第2部》シンポジウム:テーマ「宮沢トシ 没後100年」15:45〜16:30
・シンポジスト:山根 知子 氏
        望月 善次 氏
・司 会: 佐藤 竜一 氏(岩手大学非常勤講師/当センター連携研究員)

*総合司会&全体コーディネイト:木村 直弘(岩手大学人文社会科学部教授/当センター副センター長)

【参加方法】
・Googleフォームよる事前申込制といたします。  
・下記のURLまたはQRコードより、申込を⾏ってください。
 (学内の⽅でも必ず申込を⾏ってください。)

https://forms.gle/ffioxLqnUFme1ibi7
・申込締切:申込者が定員に達ししだい締め切らせていただきます。

★参加費無料

★「宮沢賢治いわて学センター」ウェブサイト
https://jinsha.iwate-u.ac.jp/iwategaku-center

本件に関する問い合わせ先

岩手大学 人文社会科学部 宮沢賢治いわて学センター (担当:木村直弘)
〒020-8550 岩手県盛岡市上田3-18-34 岩手大学 人文社会科学部 1号館2階 211室
Phone:019-621-6672 / Fax:019-621-6715
E-mail:kenji■iwate-u.ac.jp(■を@に置き換えてください)