平泉文化研究センターは、東北大学金属材料研究所が 令和5年度 共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」で採択された「人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際領域の形成」の参画機関となりました。 (参考:東北大学金属材料研究所ホームページ)
このたび、上記事業の共催を得て、文化財の理化学的分析を推進する目的で国際フォーラムを開催いたします。
平泉文化をはじめ、12世紀を前後する時期の日本国内の主要な拠点を特徴づける中国陶磁器は、長く続けられてきた遺跡の発掘調査によって豊富に出土しています。これらは、文字による歴史の空白を埋める重要な資料であり、その生産から流通に至る過程の解明が求められています。この観点から、陶磁器の胎土分析は40年以上にわたり続けられてきましたが、分析の精度に課題があり、結果の解釈が困難な場合もありました。この課題に対し、最先端の分析機器がどのように貢献しうるのか、これまでの研究成果を振り返りつつ、今後の陶磁器分析の展望を探ります。
令和6(2024)年1月19日(金) 13:00~16:00 (受付開始12:30~)
岩手大学教育学部1号館2階 北桐ホール
一般の方(100名程度)
※基調講演及び事例報告1は日本語で行われます。事例報告2~4は中国語で行われますが、逐次日本語へ通訳します。
※オンラインによる報告となる場合があります。
聴講は無料です。(当日受付)
※オンライン(Zoom)での参加(視聴のみ)を希望される場合は、1月15日(月)までに下記問い合わせ先までお申し込みください。
主催:岩手大学平泉文化研究センター
共催:東北大学金属材料研究所新知創造学際ハブ