日本生体医工学会主催の生体医工学シンポジウム2023(2023年9月8、9日、熊本)において、理工学部機械科学コースの佐々木誠准教授らの研究グループが「ベストリサーチアワード」を受賞しました。本賞は、投稿論文の中から、独創性に富み、生体医工学の発展に寄与すると考えられる成果を表彰し、当該研究・開発の更なる発展を奨励するものです。今年度は、生体医工学(和文)とAdvanced Biomedical Engineering(英文)に投稿された59編の論文(うちエントリーは37編)の中から3編がベストリサーチアワードに選ばれました。
Method for evaluating muscle fatigue from the multichannel surface electromyography signals of suprahyoid and infrahyoid muscles during swallowing
横浜裕太*1、佐々木誠*1、鎌田勝裕*2、 高橋陽助*3、玉田泰嗣*3
*1 岩手大学、*2 フィンガルリンク株式会社、*3 ⻑崎大学病院義⻭補綴治療室/嚥下障害治療センター
嚥下関連筋群の疲労は、誤嚥・窒息リスクを高める要因の一つですが、嚥下時表面筋電位信号から筋疲労を評価する方法は確立されていません。そこで本論文では、筋シナジー解析と畳み込みニューラルネットワークを組み合わせることで、加齢に伴う筋疲労の違いを定量的に評価できる可能性を示しました。
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