理工学部電気電子・情報通信コースの村田 健太郎 助教が主著を務めた以下の解説論文が、第20回電子情報通信学会 通信ソサイエティ論文賞(マガジン賞)を受賞しました。
本賞は、電子情報通信学会通信ソサイエティ和文マガジン誌(以下、マガジンと略記)に掲載された全記事(論評・サーベイ論文および解説論文を含む)のうち、情報通信に関する有益な情報をマガジンの主な読者層である若手研究者に対して適切な了解性および難易度により提供した優秀な記事に対して表彰されるものです。
本解説論文では、近年無線通信分野において注目を集めているメタサーフェス(*)技術について、当該分野の研究動向と今後の方向性について網羅的に解説し、初学者にも有益な充実したものであると認められ、受賞に至りました。
本解説論文は当学会の非会員の方にもご覧いただけます。ぜひご一読ください。
(*)メタサーフェス:電磁波を自在にコントロールするための人工構造です。特殊な形状や材質の構造を周期的に配列することで、自然界には存在しない性質を持たせることができます。例えば、電磁波の反射方向を制御することで、壁の裏側や障害物の影といった電磁波が届きにくい場所でも通信を可能にすることができます。このような特性から、5Gや6Gなどの次世代通信において、通信カバレッジを拡大する手段としての活用が期待されています。
電子情報通信学会通信ソサイエティマガジン賞
アンテナ・伝搬研究者の角度から見るメタサーフェスとその向かう先
電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン第70号,vol.18,no.2, pp.172–189,2024年9月発行
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bplus/18/2/18_172/_pdf/-char/ja
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