平素は「岩手大学 人文社会科学部 宮沢賢治いわて学センター」の活動へのご理解・ご支援・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
当センターの第5回シンポジウム「賢治学+比較文学」を特集した『賢治学+(プラス)』第5集が刊行されました。ご高覧いただければ幸いです。
岩手大学 人文社会科学部【宮沢賢治いわて学センター】編 『賢治学+(プラス)』第5集
【内容】
《巻頭言》
・丸山 仁「『賢治学+(プラス)』第五集に寄せて」 [3-4頁]
(《目次》 [5-6頁])
《特集「賢治学+比較文学」》
・〈報告〉宮沢賢治いわて学センター第五回シンポジウム「賢治学+比較文学」(木村直弘) [8-10頁]
・〈総評〉宮沢賢治いわて学センター第五回シンポジウム「賢治学+比較文学」(仁平政人) [11-15頁]
*《講演①》「「注文の多い料理店」の語る教訓:一考察」(プラット・アブラハム・ジョージ) [16-29頁]
*《講演②》「宮澤賢治「永訣の朝」を読み直す──翻訳を経由して──」(佐藤伸宏) [30-44頁]
*《関連論文》「宮澤賢治短歌における機会詩」(塩谷昌弘) [45-59頁]
・〈報告〉宮沢賢治いわて学センター第四回シンポジウム「岩手の方言と郷土教育資料」(小島聡子) [60-65頁]
《岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター研究会より》
・金沢 篤「『妙法蓮華経』の「智慧」の惑わし──「賢治の仏教」を考える──」 [68-95頁]
・顧 錦芬「『不要輸給風雨──宮沢賢治詩集』の修訂に寄せて──」 [96-102頁]
・吉田悠樹彦「踊る宮沢賢治と宮操子、そして江口隆哉──佐伯郁郎と森莊已池から──」 [103-114頁]
・岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター研究会のこれまで [115-121頁]
《フォーラム「賢治学」》
〈エッセイ〉
・麻田雅文「聖地としての南樺太・栄浜」 [124-129頁]
・谷口義明「双子の星のお宮はどこにあるのか?」 [130-144頁]
・加倉井厚夫「宮沢賢治の極光のこと──北アルプスの星空からオーロラまで──」 [145-152頁]
・ナツ・オノダ・パワー「共感と移行──『イーハトーブからの絵葉書』をめぐる対話──」 [153-162頁]
・クリスティーナ・イヴァノヴァ「ブルガリアにおける宮沢賢治の受容」 [163-177頁]
・栗原文子「賢治作品に現われた!?芥川龍之介──そして「ガリバー」、「阿呆」、「デクノボー」──」 [170-177頁]
・中村正成「「山の晨明に関する童話風の構想」の教材化──国語科と総合的な学習の時間との関連から──」 [178-185頁]
〈論文〉
・大野眞男「宮沢賢治作品における方言使用とその機能」 [186-198頁]
・柴田康太郎「イメージの言葉/言葉のイメージ──宮沢賢治の「活動写真」と「幻燈」──」 [199-212頁]
・木村直弘「宮澤賢治 〈共振〉の音風景──「太陽マヂックのうた」をめぐって──」 [213-262頁]
《フォーラム「いわて学」》
〈エッセイ〉
・五味壮平「災害後の地域と大学との関わりについての考察──思民(関係人口)として陸前高田に通いながら考えてきたこと──」 [264-280頁]
・小野寺英輝「歴史分野に踏み込んだ工学者の手控え」 [281-286頁]
〈論文〉
・佐藤竜一「大島高任と近代化産業遺産──釜石と小坂の事例をめぐって──」 [287-300頁]
〈編集後記〉 (木村直弘) [301-302頁]
書 名:『賢治学+(プラス)第5集』
特 集: 賢治学+比較文学
編 集: 岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター
単行本: 302ページ ソフトカバー A5版
出版社: 杜陵高速印刷出版部
ISBN: 978-4-88781-151-5
発行日: 2025/09/30
定 価: 2200円+税