令和7年9月16~18日につくば国際会議場で開催された植物微生物研究会第34回研究交流会にて、総合科学研究科農学専攻植物生命科学コース修士1年の與齊将都さんが優秀発表賞(新人賞)を受賞しました。この賞は、優秀な研究発表をした学生に対して授与されるものです。
令和7年9月18日
植物微生物研究会 第34回研究交流会
植物微生物研究会優秀発表賞 新人賞
細菌性揮発性物質を介したミヤコグサの窒素源獲得機構の解明
植物にとって窒素は、タンパク質・核酸・クロロフィルなどの構成要素として不可欠な栄養素です。しかしながら、植物は大気中の窒素分子を直接利用することができないため、土壌中に存在する無機態窒素化合物を主に吸収し、利用しています。本研究では、土壌細菌が放出する揮発性物質が植物の利用可能な窒素源になり得ることを示しました。これまで、このような現象は報告されておらず、今後の詳細な解析により、植物や作物が利用可能な新たな窒素肥料の開発に貢献することが期待されます。
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